【2023年2月9日更新】再生産が決定(2024年3月〜4月頃発売予定)
カトーより、「381系1000番台 こうのとり」が発売となります。
381系1000番台 こうのとり について
381系は、急カーブの多い路線のスピードアップを可能にする、世界初の振り子機構を備えた特急電車として、昭和48年(1973年)に特急「しなの」で営業を開始しました。その後、昭和53年(1978年)10月に特急「くろしお」の電車化に際し、先頭車前面を非貫通式としたクハ381 100番台が登場。長らく「くろしお」等に活躍していましたが、平成24年(2012年)特急「くろしお」に287系が投入されると、余剰となった381系の一部が福知山線・山陰本線の特急「こうのとり」・「きのさき」用に転用されました。転用後しばらくは、福知山線・山陰本線は振り子車両に対応した路線ではないため振子装置を固定して運用されていましたが、平成26年(2014)年から乗り心地向上の目的と地上設備に対して影響を与えないように、振子の動作角度を5から3°に変更した上で振り子機構の使用を開始し、車体番号に1000がプラスされて1000番台化されました。また、この車番変更にあたっては、車体番号は元の番号を車体色で塗りつぶし、隣に黒文字の新車番が貼り付けられました。関西エリアで最後まで残った国鉄形特急色の電車として注目を集めましたが、平成27年(2015年)に「しらさぎ」用683系2000番台が改造の上289系「こうのとり」として投入され、381系1000番台は引退しました。
商品情報
品番 | 商品名 | 価格 (税込10%) |
発売日 |
– | NEW 再生産 KATO京都駅店特製品 381系1000番台タイプ 「こうのとり」6両セット ▶︎KATO京都駅前店 |
37,400円 | 【新発売】 2024年1月25日 【再生産】 2024年3月13日 |
詳細情報
- 振り子の作用角度を5度から3度に変更し、福知山線・山陰本線で活躍した381系1000番台を特製品化。
- 側面の元車番が車体色で塗られ、その脇に貼付された黒色の車体番号を印刷で再現。
(福知山電車区 FE66編成:クロ381-1126、モハ380-1046、モハ381-1046、モハ380-1063、モハ381-1063、クハ381-1125) - 前面の特急マークは銀色で再現。(塗装での再現)
- 側面号車番号、グリーン車マーク、特急サボ、指定席・自由席サボは印刷済み。
- クロ381-1126(グリーン車)は、実車の座席色に合わせ、床板の座席パーツをベージュ系の色に塗装。(形状は元製品のままになります)
- JR無線アンテナ装備、黒Hゴム、洗面所窓閉塞、JNRマークなし、JRマーク表示ありの形態を再現
- 耐雪カバー付きのパンタ台枠を再現
- 中間連結部のカプラーはボディマウント密連形(フックあり)採用
- ヘッドライト/テールライト点灯
- 先頭車は変換式トレインマーク採用。「こうのとり」「きのさき」「くろしお」「やくも」の4種を収録
- スロットレスモーターの採用で、さらにスムースかつ静粛な走行性を実現
- 実車同様、曲線通過時に内側への車体傾斜を再現するKATO独自の車体振り子機構を搭載
- DCCフレンドリー
- 6両ブックケース入り
- 付属品・・・変換ドライバー、行先シール
- KATO製品の381系100番台「くろしお」6両基本セット(品番:10-1868)をベースに塗装、印刷等の加工を行った特製品となります。
- モハ381-1046・モハ380-1046は、車体色で塗りつぶされた元車番の再現にあたり、当特製品では模型の元車番で塗りつぶしますため、実車とは元車番の表現が異なります。
KATO京都駅前店公式サイト
▶︎京都駅店特製品 381系1000番台タイプ 「こうのとり」6両セット