【天賞堂】(HO)D50形･D60形 2022年4月発売

【2022年4月1日更新】2022年4月8日に発売決定

天賞堂からHOゲージの「 D50形･D60形」が、発売されます。

D50形･D60形 について

D50形は、1923年（大正12年）から1931年（昭和6年）までに380輌が製造された貨物用テンダー式蒸気機関車です。当初は9900形として登場、1928年（昭和3年）10月に形式変更されました。それまでの貨物用主力機9600形に比べ、牽引力は一挙に約1.4倍となり、同時期の旅客用機18900形（のちのC51形）とともに、日本の蒸気機関車の新世代を築くことになります。このD50形の発展型でもあるD51形より大振りで使用線区に制約はあったものの、余裕のある設計と、それに伴う軸重バランスの良さから、D51形登場後も現場では歓迎されていました。線路等級の低い丙線へ入線させるため、従輪を2軸化したのがD60形です。1951年（昭和26年）から1956年（昭和31年）に掛けて78輌がD50形から改造されました。2軸従台車を履くテンダー機（60代形式）の中では最多輌数を誇り、丙線の不足していた貨物輸送力を補いました。

商品情報

D50 268号機 お召補機仕様【品番11083】

1928年（昭和3年）11月、東海道本線（現在の御殿場線）山北～沼津間にてお召列車の補機を務めた姿を再現。同年に落成したばかりの、そして29967号機から改番された直後のオリジナル形態に、磨き出し等のお召装飾を施しています。

D50 131号機 長工デフ 米原機関区時代【品番11084】

いわゆる門鉄デフのようなN-2長野工場式デフレクターを装備したD50形です。1962年（昭和37年）から北陸本線米原～田村間の交直切替区間の中継ぎとして、架線下を走った米原区時代の晩年の姿を再現します。

D50 140号機 現役晩年時代【品番11085】

現在も京都鉄道博物館に静態保存されている140号機が、筑豊本線等で最後の活躍していた昭和40年代の姿を再現。この頃、直方機関区から若松機関区へと転属し、1972年（昭和47年）1月1日付で梅小路蒸気機関車館（現京都鉄道博物館）に入ります。

D50 140号機 梅小路保存機仕様【品番11086】

梅小路蒸気機関車館（現京都鉄道博物館）で動態保存されていた頃の姿を再現。煙突の延長やロッドへの色入れ等、装飾が施されました。1979年（昭和54年）3月に車籍を抹消、現在は静態保存となっています。

D50 140号機 現役復活仕様【品番11087】(※天賞堂直営店限定品)

動態保存機として梅小路蒸気機関車館に入ったD50形140号機でしたが、再び直方機関区へと戻り、半年弱の現役復帰を果たしました。保存前提の装飾姿に前部標識灯やリンゲルマン濃度計、増炭枠等が追加されています。

D60 1号機 山口線管理所時代【品番11088】

広島工場式とも呼ばれる大型の集煙装置を装備したD60形トップナンバー。D50形162号機から改造です。D60形となってからは一貫して山口線で活躍しましたが、組織改変で配置区の名称は、津和野機関区→山口線管理所津和野支所→山口線管理所と変更されていきました。現在、山口県立博物館に保存されています。

D60 61号機 門鉄デフ 北九州時代【品番11089】

61号機は、元D50形282号機で、大分機関区時代にK-7門鉄デフを装備しました。その後、直方機関区、若松機関区へと転属しつつ筑豊本線等で活躍、D60形の最後の1輌として1974年（昭和49年）に引退しました。現在、高浜児童公園にて保存されています。

詳細情報

• 真鍮製ハイグレードモデルとして可能な限りのディテールを再現
• TPEイコライジング・システム
• 前照灯・尾灯・キャブライト点灯（LED、ON/OFFスイッチ付）

天賞堂公式ページ

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