189系

189系は碓氷峠におけるEF63形との協調運転に対応した直流型特急電車で1975年に登場しました。登場以来、主に上野-長野を結ぶ特急列車「あさま」として活躍していましたが、1997年10月1日に長野新幹線が開業したことにより同列車が廃止となり一部の車両は中央本線の特急列車「あずさ」へと転用されました。転用に際して、塗装の変更のほかに「あずさ」の183系とグレードアップ車の連結位置を揃える目的でクハ189-0・500形はジャンパ栓の移設などを伴う方向転換が行われました。