BEC819系•EV-E801系

BEC819系は、JR九州が開発した世界初の交流による蓄電池車で、大容量蓄電池と急速充電システムを備えています。電化区間ではパンタグラフを上げて通常の電車として走行し、非電化区間では、電化区間で架線からの電力と回生ブレーキから発生する電力で充電した蓄電池からの給電により、パンタグラフを下げた状態で電車と同様に走行します。
EV-E801系は、直流用蓄電池電車に続き、2016年にJR東日本が導入した交流用一般形蓄電池電車です。JR九州が製造したBEC819系をベースとした上で交流50Hz電源対応、耐寒耐雪仕様とされました。