DD50形

DD50形ディーゼル機関車は日本初の幹線用ディーゼル機関車です。動力伝達方式は1050PSエンジンと発電機を組み合わせた電気式が採用されました。片運転台であること、単機では牽引力が不足することから2両を背中合わせに連結した重連運転を中心に運用されました。1次車3両は1953年に製造されました。2次車3両は翌1954年に製造され前面が角ばったデザインとなりスカートが取り付けられ印象が大幅に変わりました。登場当初はぶどう色2号に白帯を巻いた姿でしたが、1964年ごろに車体上半分が朱色4号、下半分がねずみ色1号のディーゼル機関車標準色に塗り替えられました。