キハ38形

キハ38は老朽化の進行したキハ30系を置き換える目的でキハ30系の廃車発生部品を活用し7両が製造されました。0番代はトイレ付、1000番代はトイレ無しで区分されています。全車バス用クーラーを搭載した冷房車です。アイボリーを基調とし赤い帯を纏った姿で登場し、全車八高線に投入されました。その後活躍の場を久留里線へ移し、ブルーとクリームの旧久留里色へと塗り替わりました。後にホワイトをベースにブルーとグリーンの帯を配し、イエローのアクセント、ドア脇にはタヌキをモチーフとし、走行沿線のKISARAZU,KIMITSU,SODEGAURAの文字が入ったステッカーが貼られ沿線の注目を集めました。2012年12月1日をもって久留里線の本形式はキハE130形100番台により置き換えられ、定期運用を終了しました。