クモニ83形

クモニ83は国鉄が新性能電車と併結して運用のできる荷物電車としてクモハ73形、モハ72形を改造して製造されました。高度経済成長期に物流の増大に伴い0番代、800番代とあわせて50両近くが製造されましたが、その後のモータリゼーションの発達に伴い物流の主役が自動車に変わるにつれてその居場所を失い80年代に引退しました。

改造種車により2つに大別され、性能・外観が異なります。
0番台,800番台:72系電車(モハ72、モハ73、クモハ73)を改造した車両
100番台:80系電車(クモユニ81)を改造した車両