MICROACEから「超特急1000形(B編成)」が発売となります。
・ 1003号車(3分割曲面ガラス)、1006号車(2分割平面ガラス)の前面窓形状を作り分け
超特急1000形(B編成)について
戦前より弾丸列車と呼ばれて計画されていた東京~大阪間を結ぶ「夢の超特急」が具体化し始めた1962年、国鉄は世界でも例の無い200km/hを超えた速度で安定した営業運転を行うために必要な様々な機器の実地試験やデータ取得のため、1000形と附番された高速試作車を6両製造しました。1001号車と1002号車の2両編成は通称「A編成」、1003号車から1006号車までの4両編成は通称「B編成」と呼ばれ、両者を併結した6両編成や、両者を使用したすれ違い試験なども行われました。流線形の「団子鼻」を持つ先頭部形状は模型を使用した風洞実験で概ね煮詰められていましたが、実際に試作車を走行させた上で判明した問題点も多く、1000形は落成当初と比較すると細かい形態変化が確認できます。特に当初のパンタグラフは下枠が交差していない「ひし形」のものが設置されていた点が目を引きます。1004号車は斜めに柱の入った車体構造の試作車として設計され、客室窓が六角形である点が特徴でした。両先頭車で異なるフロントガラス形状の比較試験も行われ、量産車の設計に貴重なデータを残しました。開業前の1964年に電気信号試験車922形0番代(初代ドクターイエロー)に改造され、1975年に引退するまで後輩たちの安全な運行を支え続けました。
商品情報
品番 | 商品名 | 価格 (税込10%) |
発売日 |
A6531 | NEW 超特急1000形・B編成・改良品 4両セット Amazon 楽天市場 |
20,020円 | (目安)2025年2月頃 |
※マイクロエース製品は、発売月が前後することがたびたびあります。記載の発売日は確定するまでは、あくまで目安です。
詳細情報
- 夢の超特急の先行試作車を7年ぶりに再生産
- 1003号車、1004号車、1005号車1006号車から構成される4両の通称「B編成」
- アイボリーの車体、側面窓回りと雨樋に青帯の入る量産車に近似のデザイン
- 前部標識灯が小型の姿
- 1003号車(3分割曲面ガラス)、1006号車(2分割平面ガラス)の前面窓形状を作り分け
- 1004号車(ひし型)、1006号車(下枠交差型)でパンタグラフ形状を作り分け
- 付属の連結用カプラーを使用することでA6530(A編成)と連結可能
- 【付属品】シール、連結用カプラー
試作品情報
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