205系は国鉄初の本格的なステンレスカーとして、1985年1月に第一編成が製造されました。車体は一部を除きステンレス製で、徹底的な軽量化が図られているのが特徴です。量産先行車の40両は2段窓で登場しましたが、それ以降は1段下降窓となりました。山手線を皮切りに、首都圏、京阪神地区に投入され勢力を拡大しました。山手線には2002年より後継車となるE231系500番代が投入され、先頭車改造、扉半自動化、VVVF化などのさまざまな改造が行われ各地へ転配が行われました。2021年現在、E233系などの投入により首都圏主要路線からは引退し、鶴見線、相模線、東北本線、仙石線などにわずかに残るのみとなっています。
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