EF210形

EF210は、1996年に登場しました。JRの機関車で初めて愛称が採用され、”ECO-POWER桃太郎”のロゴが車体に描かれています。交差パンタグラフを装備する0番台、制御ユニットや側面に大きなエアフィルターの増設を行った100番台、また109番以降は、パンタグラフをシングルアーム化しています。300番台は、2013年に山陽本線の瀬野~八本松間に存在する峠越え区間(通称セノハチ)の補機EF67の後継機として、EF210 100番台に勾配後押機関車の機能を追加して登場しました。本務機での運用を考慮し、両エンドとも連結器に大容量緩衝器が装備されており、車体長も100番台より400mm長いためスカート周囲の形状が異なっているほか、側面に施された黄帯や、316号機以降に見られる桃太郎のキャラクターデザインが特徴です。